【メダカ】トロ舟でビオトープをDIYで作ってみた

トロ舟とは

工事などでコンクリートやモルタルを入れる容器です。工事現場で良く見る浅いプラスチック製の箱ですね。youtubeでトロ舟ビオトープやっているのを見て賃貸でもベランダで使えないかなぁと。気づいたらホームセンターで買っていた。

ビオトープの作り方

ビオトープ(生物が住む空間、環境のこと)に必要なものは次の5つです。

  • 容器(トロ舟を今回は使用します)
  • 植物
  • 動物

項目毎に詳しく見ていきましょう。

容器(トロ舟)

ビオトープの大きさが決まるので、なるべく大きいサイズを選択しましょう。今回はメダカを主に飼育するため容器が大きい(=水量が多い=水質が安定)ものをチョイスします。私が購入したサイズはW60cm×D45cm×H20cmです。ざっくり50Lくらい水が入ります。

アクアリウムと同様にカルキ抜きした水道水、または既に水槽があれば飼育水を用意しましょう。一般的に水量が多いほどビオトープ内の水質が安定し、急激な環境悪化にもある程度は耐えられるようになります。家の外に置く場合は雨水(酸性雨)などが流れ込む場合も有るので可能な限り水量は多く確保しておくことが大切です。

植物のための土は赤玉土を用意しました。赤玉土は弱酸性、通気性、保水性、保肥性に優れた万能土です。ビオトープにぶち込むので保水性もへったくれも無いですがタライビオトープでは植物、メダカの生育に問題無かったため採用です。

浄化用にソイルもぶち込んでみました。

100均のタライビオトープ1号の様子。この子達をトロ舟に引っ越します。

また、土を入れておくための水切りネットも用意しておきます。これがあるとビオトープ内がすっきりします。あとは小さめの瓶容器や鉢植えも揃えておくとビオトープが賑やかになります。

植物

グリーンロタラ、ハイグロフィア・ポリスペルマ等の水草を用意します。ほぼ既存水槽からのお裾分けですwww

また、一部の観葉植物は水生に適しているので採用するのも有りです。私はポトスちゃんを雇用しました。この子、根が水に浸かっても問題ありません。強い子!

100均では観葉植物が多く売られているのでお安く導入したい方は購入してみてはいかがでしょうか。(水耕栽培できそうな種類を選んでね)

農薬に注意

アクアリウムもそうですが、水草や観葉植物を導入するときは農薬の有無に気を付けましょう。植物に農薬が付着したまま容器にドボンすると生体に深刻な被害が起きる可能性があります。私はいつも「水草その前に」で対策を実施しています。使い方は簡単で「本品を2Lの水道水に入れて水草を10分漬けた後、水道水で良くすすぐだけ」。農薬の無害化を必ず行っておきましょう。

動物

メダカとミナミヌマエビをお迎えします。既にタライビオトープで生活している子たちなので愛着もひとしお。容器の容量50Lに対し、メダカは10匹、エビは20匹くらいです。過密過ぎるとビオトープ内の水質が悪化しますので、メダカ達が悠々と泳げるくらいの個数に抑えておきましょう。

目安としては水量1Lあたり1匹くらいです。今回はビオトープで自然のままに放置しようと思いますので基本的に水換えは行いません。足し水のみで運用したいので多すぎる個体は水質悪化につながります。

ビオトープのつくりかた

さっそく上記の材料でビオトープを作成していきます。ざっくりな手順を以下に記載します。

  1. トロ舟を設置する
  2. 赤玉土をネットに入れてトロ舟に固定する
  3. 飼育水をトロ舟に注水する
  4. 植物を土に植える
  5. メダカをトロ舟に入れる

トロ舟を設置する

賃貸アパートに引っ越ししたのでベランダに設置します。スペースが限られているのでエアコンの室外機の上に設置しました。室外機カバー兼トロ舟台は自作です。1×4を使って適当に作成しました。

赤玉土を入れる

買ってきたばかりの赤玉土は粉が多く、水が濁りやすいため事前に水道水で洗っておきましょう。ある程度綺麗になった鉢底用のネットをトロ舟に固定し、その中に赤玉土、ソイルを入れます。こうすることで船底に土が溜まらず、掃除しやすくなります。ほぼパクリなんですけどね。

100均で見つけたこのハンガー。

素晴らしいとは思わんかね・・・

まるでゴミビオトープのために設計されたかのような美しさではないか!

飼育水を入れる

既に飼育環境がある場合は飼育水を利用することをおすすめします。飼育水は既にバクテリアが定着している場合が多く、すぐにビオトープ内の水質が安定しやすいためです。飼育水が無い場合はカルキ抜きした水道水を入れましょう。私がいつも使っているのはフォーインワンです。

植物を入れる

水草や観葉植物を配置しましょう。ビオトープなのでなるべく自然の造形に近いレイアウトで・・・・グリーンロタラ、オリヅルラン、ラージパールグラスです。

自然とは程遠い配置・・・・・ビオトープとはいったい(混乱)

びっくりするくらいセンスがないwwww

その他にアマゾンフロッグピットなどを投入しました。

メダカを入れる

飼育水を使った場合はすぐに生体を投入可能です。水道水なら水質が安定するまで2週間ほどは放置してから導入しましょう。水合わせや温度合わせを行って生体を順番に入れていきます。

水合わせはチューブとロック機能が付いた分岐があると便利です。点滴のようにゆっくり行いましょう。

【番外編】お掃除

タライに溜まっていたヘドロのお掃除。粘着質でやばい。

赤玉土を再利用するなら天日に干すと復活するってyoutubeで見たことある。

トロ舟ビオトープの完成

うーんこの

レイアウトに絶望的なセンスを感じつつ、眺めて癒されるビオトープが完成しました。基本は給餌、足し水のみで運用していきたいと思います。

底面は土が無いので糞などで汚れたら手軽に掃除できるのが良いポイントです。たぶん。

都会の一角(ベランダ)に佇む自然豊かなビオトープ。きっと膨大な時間を吸い取られること間違い無しですwww

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