チャタリングとは

マウスにてクリックまたはドラッグをすると複数回クリックになったり、ドラッグが突然解除されたりすることである(たぶん)
分かりやすいようにお絵かきしてみました。
▼マウスでドラッグしながら線を書いた結果、途中で線が途切れる(チャタリング)

自分の意志に反してクリック入力が解除されたりするので、かなりストレスが溜まりますw
logicoolのトラックボールマウス、M570は不具合が多いらしいです。
分解してスイッチを交換して直してみました。
M570のスイッチ交換
トラックボールを外す
マウスの裏側からドライバーなどで強めに押すだけでボールが外れます。

裏側のトルクスねじを外す
ネジは赤丸に5か所存在します。

▼カバーを外したところ(既にネジは外してあります)

単3電池を収容する部分のシールの裏側に1か所隠れています。
カッターなどで切れ込みなどを入れてアクセスしてください。
T6のドライバーが必要
星形の特殊ネジになっています。

▼T6ドライバーを用意しておきましょう

上側のケースを外す
固い爪など無く、意外に簡単に外れますのでゆっくりカバーを外してください。

トラックボールのフラットケーブルを外す
作業しやすくするため、フラットケーブルを外しておきます。
黒いラッチを上に引っ張りましょう。

▼ラッチを少しだけ上方向へ持ち上げる

▼フラットケーブルが外れます

基盤を外す
ネジを外す
スイッチ交換は基盤を外す必要があります。
精密ドライバーで4か所のネジを外しましょう。

▼電池部分の金具も一緒に取り外します

▼ピンセットがあると便利

▼無事外せました。これでスイッチの交換が可能です。

スイッチ交換
エメラルドグリーンっぽい箱型のパーツが「スイッチ」です。
右クリックと左クリックの2か所を交換していきます。

D2F-01
オムロンのマイクロスイッチ「D2F-01」を使用します。

秋月電子やamazonでも購入可能です。
D2F-01F( 0.74N )というスイッチもあるのですが、無印( 1.47N )と比べて動作に必要な力が異なるだけでほぼ同一のスイッチのようですね(お好みでどうぞ)
純正スイッチを取り外す
基盤を裏返したところ。
1つのスイッチにつき3か所の半田を除去する必要があるのですが・・・

▼半田ごてと吸い取り線を使ってみましたが外れないwwww

半田を盛って外すのが正解
既存の半田がなかなかしぶとく、一向にスイッチが外れる気配がありませんwww
「押してだめなら引いてみろ」ということで逆に半田を足して盛り盛りにしたやりました。
すると既存の半田にも熱が伝わり、スイッチの足が基盤から外れるようになりました。
▼スイッチを外したら綺麗にお掃除しましょう

スイッチ比較
左が新しいスイッチ、右が旧スイッチ。
旧スイッチの金具部分がケースから飛び出てるのは気にしない(熱を与え過ぎたwww)

旧スイッチもOMRON製なのですが、中国産らしく耐久性が極端に低いので壊れるようですw
新スイッチはもちろん「JAPAN」製やで!(たぶん)
新スイッチを取り付ける
取り付けには苦労しませんでした。
向きを間違えないこと、基盤にしっかり密着させることに注意しましょう。

▼基盤裏側(ちょっと焼けてる)

半田作業をする場合は長時間、熱を基盤に与え過ぎないように注意しましょう。
パーツが壊れる可能性があります。
オムロンのデータシートにも以下の記載があります。
処理時間は、目安として、こて先温度350℃ 以下のはんだごてで3秒以内とし、はんだづけの後1分間は外力 を与えないようにしてください。
http://akizukidenshi.com/download/ds/Omron/d2f.pdf
元に戻す
逆の手順でパーツを組み立てていけばいいのですが、1点だけ。
マウスの裏側にある電源スイッチの位置と基盤のスイッチは合わせましょう。

組み立て終わったーーーーと思って喜んでいましたが再度分解する羽目になりますwww
チャタリングは解消されたか
スイッチ交換後のお絵かきです。

線が途切れず、見事にチャタリングが直りました。
まとめ
- M570のチャタリングはスイッチ交換で修理できる
- 半田できれば200円くらいで修理可能
- スイッチの取り外しには半田をまず盛れば問題無い
トラックボールを一度使ったらもう普通のマウスでは満足できない身体になります
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