前回までのラズパイ
とりあえず初期設定して動かせるところまで進めました。
今回はケースの組み立てと、付属ファンでCPU温度が下がるかどうか確認してみます。
購入したのは以下のケース。
ヒートシンク、CPUファン、電源がセットになって2,000円程度コスパ最強。
ま、ワイは電源あるから「電源無しモデル」買ったんやけどw
Raspbery Pi 4 専用ケース
ラズパイ本体の箱と比べてちょっと大きいくらいです。
梱包がコンパクトで良いですね。
同梱物
- ケース
- CPUファン
- ヒートシンク
- 説明書
ケース
アクリル製で質感は大変良いです。
保護シールがちゃんと貼ってあります。
▼なんと9層構造になっています。
▼ケースの固定は付属のネジとボルト
▼ゴム脚も付属しています
CPUファン
サイズは約3cm×3cm。
ラズパイのGPIOのピンから電気をもらいます。
ヒートシンク
CPU、メモリ、よく分からんICチップ2つに固定します。
裏面に両面テープが付いてます。
AC電源付きモデルを購入した場合はACアダプターも付属してきます。
付属品を確認できたら早速組み立てていきましょう。
ケース組み立て
説明書が分かりやすいので苦労しません。
ケースを1段づつ積み上げて組み立てていきます。
途中、ヒートシンクをくっつけるのですが・・・
▼せっかくなのでCPUグリス「MX-4」を使用
▼ヒートシンクの両面テープを剥がして脱脂をします
▼グリス量は米粒程度。う〇こ盛りですw
▼CPU以外のヒートシンクは両面テープで固定しました
▼CPUファンを付けーの
▼CPUの電源はGPIOから取得する
説明書の通り、「5V」または「3.3V」から電源を取ります。
▼3.3Vで充分に冷えます。
赤線(+)は①の3V3 powerへ。
黒線(−)は⑥のGroundへ接続します。
▼【参考】GPIOヘッダーのピン配置
▼最後にゴム脚を付けーの
▼完成!
ケースのサイズはおおよそ縦7.0cm×横9.5cm×高3.5cmになりました。
重さは約140gです。
ケース外観を確認
前面側は各インターフェースに大きな隙間があります。
エアフローを考えると、CPUファンからの排気はこの隙間から排出されそうです。
▼側面は多少隙間はありますが、基盤内部とはケース内部で隔絶されています。
▼底部はmicroSDカードスロットにアクセスできるようになっています
▼CPUファンの配線はギリギリ内部を通せます
CPUファンはよく冷えるのか
前回、CPU温度はアイドル時で約「55℃」近い状態でした。
ケース&CPUファンはCPU温度を下げることができるのか?
アイドル時のCPU温度
CPUの温度計測コマンドは前回と同様です。
$ vcgencmd measure_temp
▼アイドル時は「41℃」前後と良く冷えています!
負荷時のCPU温度
CPUに負荷をかけるためのコマンドは以下の通りです。
$ openssl speed -multi 4
▼CPU負荷時は「61℃」前後となりました。許容範囲内です。
まとめ
アイドル時でもCPUファンが有ると「10℃以上冷える」ことが確認できました。
CPUファンは必須と言って良いでしょう。
温度一覧 | CPUファン無し | CPUファン有り |
CPUアイドル時 | 55℃ | 41℃ |
CPU負荷時 | - ※ | 61℃ |
※CPUファン無しの負荷時の温度が「-」なのは壊す勇気が無かったからですwww
結論:ラズパイ4にはCPUファンが必須!
次回は動画は閲覧できるかどうか、ゲームはできるかどうかを予定しています。
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