イマイチ冷えないAMD純正クーラー
我が家のパソコンのCPUはRyzen 5 2600です。
付属のAMD純正のCPUクーラーを使用しています。
これが思ったより冷えない・・・
アイドル時は57℃、負荷時で76℃(室温は26.7℃)です。
そんなにスペックが高い訳でもないのに微妙に発熱していますwww
放置しても良いのですが、プレステ3の時に爆熱→半田クラックを経験しているので、長くPCを使うなら冷却性能は高いほうが製品寿命も延びるのではないか・・・
ということで別のCPUクーラーに交換して冷え冷えになるか検証します。
【参考】PCのスペック
製品名 | 備考 | |
CPU | Ryzen 5 2600 | 6C/12T 3.4GHz-3.9GHz AM4 65W |
M/B | ROG STRIX B450-F GAMING | B450 Ryzen 3000 Ready |
RAM | CORSAIR DDR4-2666MHz 8GB×2 | |
GPU | GEFORCE GTX 1050Ti | 玄人志向 |
Storage | CT250MX500SSD1 HDS5C3020ALA632 | SSD250GB/HDD2TB |
PWR | KRPW-P630W/85+ | 玄人志向 |
CASE | ZALMAN Z9 plus | |
DRIVE | BDR-207M |
虎徹 SCKTT-1000
サイズさんの前世代のCPUクーラーです。
PS3を魔改造するために使っていました(なおPS3は壊れて廃棄済)
AM4マウンティングキット
この虎徹はAM4に対応しておらず、専用のマウンティングキット(SCAM4-1000A)が必要になります。
もう販売終了しているパーツなので、在庫があるうちに購入しておいたほうがいいかもしれません。
虎徹 Mark Ⅱ
CPUクーラーを新品で購入したい人は虎徹の後継品が販売されているのでそっちを買ってください。
こちらは最初からAM4に対応しています。
CPUクーラーの換装
純正クーラーの取り外し
ドライバーでネジを外して取り外すだけ。
AMD純正のCPUグリスをそのまま使用していましたが、CPUのスッポンはしませんでしたww
けっこう水分が飛んでます(2019年6月設置~2020年9月末で約1年4か月経過)
パソコンの使用時間にも寄りますが、半年に1度くらいはCPUグリスの塗り替えをしたほうが良いかもしれません。
▼CPU側のグリスも水分が飛んでいます
クーラーとCPUを取り外したら付着しているグリスをキレイに拭き取っておきましょう。
私はいつも通り、ZIPPOオイルとワイプオールです。
CPUグリスの塗布
新しいCPUグリスはMX-4を使います。
いつも通りう〇こ塗りです。
虎徹の取り付け
マウンティングキット取り付け
虎徹の付属の部品だけだとAM4のソケットに対応していません。
さきほど紹介したAM4専用マウンティングキットを事前に取り付けます。
▼CPUを取り付けたら・・・
▼キット付属のスペーサーをセット
▼専用のマウンティングプレートをネジ留めします
CPUグリスが映っていないのは気にしない!
CPUクーラーの固定
固定に必要なのは以下のパーツ。
これは最初から虎徹に付属しております。
▼ネジ留めして完成!(CPUファンも忘れずに装着)
▼ケースにギリギリ入る高さですwww
▼蓋を閉めた状態
▼隙間は0.5cm未満くらいです
CPUの温度はどう変化したか、計測してみました。
CPU温度まとめ
それぞれの状況においてCPUの温度を計測した結果は以下の通りです。
参考までにAMD純正クーラーのまま、CPUグリスをMX-4で塗り替えただけの結果も掲載しています。
CPU温度(アイドル時) | CPU温度(負荷時) | 室温 | |
AMD純正クーラー | 57℃ | 76℃ | 26.7℃ |
AMD純正クーラー(グリス塗替) | 54℃ | 74℃ | 26.4℃ |
虎徹 | 44℃ | 60℃ | 27.1℃ |
虎徹の冷却性能が圧倒的です・・・!
純正と比べてー10度以上も冷えます。
ryzen5は元々発熱が低いので純正クーラーでも許容できますが、3700Xや3900Xなどクロックが高いCPUは冷却性能が高いCPUクーラーを使ったほうが良いですね。
また、グリスの塗り替えだけ実施した結果、わずかに温度が下がっています。
効果は低いものの、温度が高くて困っている人は試してみる価値はあるかもしれません。
まとめ
- 虎徹のCPUクーラーは良く冷える
- 時間経過に伴いCPUグリスは劣化するので定期的に塗りなおしを推奨
水冷に挑戦しようと思ったけど空冷で充分だよね・・・(´・ω・`)
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