エポキシパテは微妙だった
前回、ダイソーのエポキシパテを使ってみたのですが強度がイマイチなんですよね。
触るとポロポロと取れるし、強度が物足りない。
手ごろな材料が無いかな~とDAISOをブラブラしてみると、ありました・・・。
速乾UVレジン液!
UVレジンは紫外線を照射すると固まるタイプの樹脂です。
最近は100均ショップで頻繁に見かけるようになりましたね。
本来は小物のアクセサリーなどを作成したりするためにおレジンを使うみたいですが、手軽さと硬度を試してみたいと思い、今回はLEDライトの材料として使用します。
用意したもの
速乾UVレジン液
ダイソーの速乾タイプのUVレジンを購入しました。
色は「レモン」と「クリア(ハード)」です。
レジンの特徴として「匂い」があります。
この速乾タイプはそこまで強烈な匂いではありませんが、換気しながらの作業をおすすめします。
UVライト
UVレジンを硬化させるには紫外線が必要です。
ダイソーには売っていないのでAmazonで購入。
700円程度でした。
▼6灯タイプ。本来はネイル等で使うものみたいですね。
電源は付属のUSBケーブルで給電するのでお手軽に使えます。
実は当初はUVライトを用意していなかったのですが、蛍光灯では固まらず痛い目を見ました。
ちゃんと買っておくんだぞ!
なんせUVライトがないとレジンが固まらないからな!
Flux LEDなど
今までLEDは秋月電子さんで購入していましたが、送料がかかる・・・。
今回はAmazonで全て揃えてみました。
その他のパーツとして以下を使用しました。
- IN4148(スイッチングダイオード)
- 抵抗(22Ωと75Ω)
- T10ウェッジソケット
ブレッドボード
サンハヤトさんのブレッドボードを始めて買ってみたのですが質感が高い。
LEDの回路テストに使っていますが、お安くピンが刺さりやすいのでオススメです。
LEDライトの作成
今回はポジション球とウィンカー球を作成します。
パーツ
1球あたりに使うパーツは以下の通りです。
- 抵抗(ポジションは75Ω、ウィンカーは22Ω)
- LED4個
- 1N4148(S/D)
- T10ソケット
ブレッドボードで配線テスト
プラス–抵抗–LED–LED–LED–LED–S/D–マイナス
上記の順番で仮配線して点灯テストです。
ウィンカー球は電流値モリモリですが、常時点灯しないのでOKとしました。
レジンの固定作業
どうにか地獄の半田作業を終え、LEDを固定するためにレジンを塗ろうとしたら大変でした。
以下のようにLEDの隙間を埋めるように液体状のレジンを入れていったのですが・・・
▼グチャァ・・・・\(^o^)/
敗因は明らかで、UVライトを用意していなかったんですよね。
蛍光灯でも固まるみたいだし、不要やろ!と甘く考えていましたwww
UVレジンを使う場合は必ずUVライトを事前に用意してください。
お兄さんとの約束だぞ!
UVライトの光
美しい・・・
▼ちゃんとレジンが固まったよ。やったね!
▼レジンが垂れない!UVライトすげえ!
完成
最後にT10ソケットを被せて完成です。
念のためウェッジ球の中にもレジンを盛ってあります。
ポジションにはクリア、ウィンカーには黄色のレジンを盛ってあります。
レジンの性質について
硬度
肝心の硬度ですが、UVライトを5分程度照射したところ完全に固まりました。
成分はアクリレート樹脂なので強度がありそうです。
これなら中身の配線も問題ないでしょう。
耐熱温度
耐熱温度は記載されていませんが、一般的にアクリル樹脂は70~90℃程度は耐える模様。
グルーガンで以前作成したものは真夏の炎天下で溶けましたが、レジンの場合は高温の状況でなければ真夏の炎天下でも耐えそうです。
匂い
レジン特有の匂いは完全には消えませんが、近づかないと分からない程度です。
dunkにLEDライトを装着
交換作業は以前紹介しているので省略します。
LEDポジション
白から電球色に変更となりましたが、この色は・・・・
電球色というよりは、汚い黄色に近い色ですね!
LEDポジション+ヘッドライト
ヘッドライトが白色なので、区別がハッキリしたと言えば聞こえはいいか・・・(言い訳)
▼やっぱり汚い黄色だよwwww
LEDウィンカー
じゃっかん光量は物足りないものの、琥珀色に近いオレンジで好きです。
ということで、今回のレジンで作成するLED球は成功だったのではないでしょうか(小並)
まとめ
- LEDの電球色は汚ねぇ
花火黄色だった・・・ - UVレジンはちょっとした小物の固定材料として優秀と思われる
- UVレジンはUVライト(紫外線)が必ず必要だぞ!
パワーLED&レジンを使って爆光ポジションを作ってもいいかも
熱に耐えられるとは言っていない
コメント