必要なもの
電源
今回作成するLEDライトは15Vで設計します。
車の電圧と一緒ですね。車載もできちゃいます(え
▼超小型スイッチングACアダプター15V0.8A 100~240V
▼ブレッドボード用DCジャックDIP化キット
基盤にACアダプターからの電源コネクタを取り付けるためにDIP化キットを使用。
こんな着脱に便利なものがあるんや・・・と最近知った今日この頃。
今まで配線を直接基盤にはんだ付けしてました・・・(´・ω・`)
基盤
▼0.3mm厚 極薄両面ガラス・ユニバーサル基板 短冊(ロング)タイプ2.54mmピッチ (340×12.8mm)
LED等をユニバーサル基盤に配置していくため、細長い基板をチョイス。
ただ、0.3mmと薄いので強度が足りません。
細長く、1.0mm以上の基盤があればBESTです。
長さは水槽の幅30cmに合わせて340mmです。十分です。
LED
赤色LED
▼RoHS2(改正RoHS) (EU)2015/863、10物質、付属品等を除く
高輝度5mm赤色LED 15度 OSR7CA5111A(10個入)
[OSR7CA5111A]
植物(水草)が成長する上で最も重要な赤の光・・・
赤の光も色々な「波長」があります。
植物が最も必要な赤の光の波長は「600nm~700nm」のようです。
光合成に必要な光 | 波長 |
青 | 400~500nm |
赤 | 600~700nm |
今回使用する赤のLEDはピーク波長が660nm。期待できそうです!
青色LED
▼超高輝度5mm青色LED OSUB5111A-ST(15度)10cd (10個入)
470nmの波長です。光合成を促してくれそう。
白色LED
▼正体不明のLEDwww
おそらく「しまりす堂」さんで購入したMonsterだったと思います。
波長は分かりません(爆)
白なら何でもいいんじゃね?
LEDライトの作成
基盤に部品を取り付け
表(LED照射側)にはLEDの光が放射されるように配置して・・・・
▼基盤の裏側には抵抗やスイッチングダイオードを配置します
上記の部品の配置と半田付けを赤色、白色、青色のLED毎に繰り返します。
LEDによって順方向電圧が異なってくるで、1セットがLED3個だったり、4個だったりします。
また、LEDに流せる電流値も異なるので、LED毎に抵抗値を変更する必要があります。
電圧/抵抗/電流値一覧
下記はそれぞれのLEDで流したい電流値をおおよそ一覧で記載しています。
LED数(@VF) | 抵抗値 | 電流値(想定) | SET数 | |
赤LED | 4(@2.1V)+1N4148(1.0V) | 200Ω | 25mA | 2 |
青LED | 3(@3.1V)+1N4148(1.0V) | 480Ω | 8.5mA | 2 |
白LED | 3(@3.1V)+1N4148(1.0V) | 200Ω | 20mA | 6 |
試験点灯
写真で見ると光量は十分な様に見えますが、実際は足りないですwww
これを1SETとするなら×3は必要ですね(遠い目)
アクリルパイプに取り付け
基板剥きだしのまま設置する訳にはいきません。
何かしら保護ケースに入れる必要があります。
昔、車にLEDネオン管を装着した際の「アクリルパイプ」がちょうど良いサイズ」です。
▼奇跡的にピッタリですwww
パイプと基盤の接着は瞬間接着剤を使用しました。
▼パイプの外径は2.1mmくらい。厚さは1.1mm程度です。
▼アクリルパイプはパイプカッターで切断すると割れますw
▼ホームセンターで業務用の高速カッターを借りるか、またはハンドソーで慎重に切断が良いと思われます。
水槽台への取り付け
以前、作成した自作水槽台にLEDライトを取り付けます。
▼木ネジのL字フックが便利です(ダイソーで売ってます)
▼吊り下げは麻糸を使います
▼なかなかオシャンティー(不安)
自作LEDライトの光量は十分か
結果的には光量が全く足りないです(爆)
▼GEXのLEDと比較すると光量の差が歴然ですwww
45㎝水槽用のLEDなので、水槽台からはみ出ています・・・。
▼見た目はクラシックな感じで気に入っていますが光量が(ry
【参考】自作LEDライトの費用
実際にはLEDの数が少なくて光量が足りないです。
ってことは×3セット必要だとすると費用はもっとかかるんじゃあ・・・・\(^o^)/
【結論】既製品を購入する方がお安い
@値段 | 個数 | 合計 | |
赤LED | 15 | 8 | 120 |
青LED | 18 | 6 | 108 |
白LED | 45 | 18 | 810 |
抵抗(一律@10円としますw) | 10 | 10 | 100 |
1N4148(スイッチングダイオード) | 2 | 10 | 20 |
ACアダプタ | 900 | 1 | 900 |
基板 | 350 | 1 | 350 |
ブレッドボード用DCジャックDIP化キット | 100 | 1 | 100 |
合計 | 2,508円 |
ちなアクリルパイプとか含めてないからもうちょっと費用かかる(爆
まとめ
- 自作は楽しいけど光量を出すには多くのLEDが必要(=コストUP)
- 既製品買ったほうがお安くなる(自作はロマンよ・・・)
- 同じ赤、青、白でも波長の違いによって光合成の効率が異なる(面白い)
既製品(GEX)のLED照明は偉大な存在だったことが判明(小並感)
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